はじめてのFX取引
外国為替証拠金取引(FX)は、1998年4月に外国為替及び外国貿易管理法(外為法)が改正されたことを契機として登場した個人向け金融商品で、投資家 の皆様は、一定の証拠金(担保)を取扱会社に預託することで、その証拠金の何倍もの元本があると想定して(レバレッジ効果)、例えば、円と米ドル、円と ユーロ、円とポンドなどの外国通貨の取引を行うものです。
外国通貨の取引というと外貨預金が代表的ですが、証拠金の数倍の取引ができるという点や、実際に取引を行う際の価格(為替レート)の部分を比べた場合、FXの方が投資効率の高い金融商品といえます。
外国為替証拠金取引(FX)と他の外貨商品との比較
外国為替証拠金取引(FX) | 外貨預金 | 外貨建て投資信託 | |
---|---|---|---|
取扱機関 | 銀行、証券会社、商品取引会社、FX専門会社 等 | 銀行、信用金庫 | 証券会社、銀行 等 |
取扱時間 | 約24時間(土・日等を除く) | 取扱金融機関の営業時間内 | 取扱会社の営業時間内 |
手数料 | 1米ドル往復で2~8銭程度 | 1米ドル往復で2円程度 | 1米ドル往復で1~4円程度 |
取引 | 売りからも買いからも可能 | 買いからのみ | 買いからのみ |
取引レート | リアルタイムに変動 | 基本的に1日1回 | 基本的に1日1回 |
取引所為替証拠金取引「くりっく365」誕生の背景
外国為替証拠金取引(FX)のメリットと仕組み
外貨取引(交換)時の手数料が安い(他の外貨商品との比較)
例えば、外貨預金を始める際、まず預け入れ時に日本円から外貨に交換し、満期時(引き出し時)には外貨から円貨に再度交換します。この場合の外貨交換手数 料は金融機関や対象通貨によって異なりますが、米ドルの場合、一般的に売り買いの往復で1米ドルにつき2円の手数料がかかります。一方、FXの場合、外貨 交換時の手数料に相当する額は、1米ドルあたり往復で4銭~8銭程度と、外貨預金に比べて非常に低額となっています。
外貨の「買い」からも「売り」からも取引が可能
外貨預金や外貨建MMFといった外貨建投資商品は、外貨買いからしかスタートすることが出来ませんが、FXは外貨売りからスタートすることもできます。
たとえば、円高ドル安が進むことを予測した場合、ドルを売り(売ポジションを保有する)、ドル安となったところでドルを買い戻す(ポジション を解消する)ことができます。反対に、円安ドル高が進むことを予測した場合、ドルを買い(買ポジションを保有する)、ドル高となったところでドルを売る (ポジションを解消する)ことができます。
このように、円安にならないと為替利益が得られない外貨預金や外貨建MMFと異なり、FXは、円安でも円高でも利益を狙うことが可能です。また、外国為替証拠金取引は、一般的に外貨預金や外貨建MMF等のドルへの転換価格よりも有利な価格で売買を行うことが可能です。
レバレッジ効果で投資資金以上の外貨運用が可能
スワップポイントが受け取れる(高金利通貨の買い取引の場合)
高金利の通貨の買ポジションを持った場合、スワップポイントを受け取ることができます。
スワップポイントとは、金利の異なる通貨を取引・保有した場合に生じる金利差のことで、金利の安い通貨で金利の高い通貨を買うと、スワップポ イントを受け取ることになります。反対に、金利の高い通貨で金利の低い通貨を買うと、金利差はマイナスとなり、スワップポイントを支払うことになります。
たとえば、円に対してドルの買ポジションを持った場合、証拠金を担保に円を借りて、その円を売ってドルを買ったことになり ます。この際、円金利が年利1%で、ドル金利が年利5%だとすると、年利1%の金利を支払い、年利5%の金利を受け取ることができます。この差(5%- 1%)に相当する金額はスワップポイントと呼ばれ、日割りした金額が日々計算され、ポジションを持った投資家に支払われます。 逆に、円に対してドルの売ポジションを持った場合、証拠金を担保にドルを借りて、そのドルを売って円を買ったことになります。こ の際、円金利が年利1%で、ドル金利が年利5%だとすると、年利5%の金利を支払い、年利1%の金利を受け取ることになります。この差(5%-1%)に相 当する金額がスワップポイントとなり、日割りした金額が日々計算され、ポジションを持った投資家が支払うことになります。
なお、スワップポイントは、ポジションを翌日以降に持ち越した場合に発生しますが、翌取引日の決済日が同じ日の場合に発生しません。
また、くりっく365のスワップポイントは、支払う場合も受け取る場合も同一の金額(一本値)ですが、店頭取引では、会社によっては、投資家 に支払うスワップポイントを少なく、投資家から受取るスワップポイントを多く設定している場合もありますので、取引に際しては各会社のスワップポイントを 比較する必要があります。
ほぼ24時間の取引が可能
株式等と異なり、為替は世界中の市場で取引されているため、24時間相場が変動します。 東京市場での取引が終わる夕方には、ロンドン市場などで取引が開始され、その後はニューヨーク市場、シドニー市場などで取引が行われ、再度東京市場での取引が開始されます。 また、わが国の祝日には関係なく、土・日曜日、元旦を除いた毎日、取引することができます。 取引が盛んに行われる時間帯は、東京市場とロンドン市場での取引が重なる18時ごろ(日本時間)から、ロンドン市場とニューヨーク市場での取引が重なる 24時ごろ(日本時間)にかけてです。中でも、為替相場に影響力があるアメリカの経済指標が発表される時間帯(現地時間の午前中)に為替相場は大きく変動 する傾向があります。 日中忙しくて相場動向をチェックすることや、発注を行うことができない投資家でも、時間帯を選んで取引できるため、株式等の日中しか取引できない市場の商品と比べて取引を行いやすいといえます。
なお、取引価格については、くりっく365では複数のマーケットメイカーが取引所に提示する価格の中から投資家にとって最も有利な価格を合成 し、取引所がくりっく365市場に提示しますので、同一時点であれば、どのくりっく365取扱会社を経由して取引しても、同じ価格が提供されています。 一方、店頭取引取引では会社が任意に設定する価格での取引となるため、一般的に会社毎に提示される価格は異なります。
日本初、FX取引プラットフォーム「tradable」サービス開始のお知らせ ~ 自分のスタイルに合わせたFX取引が可能に~
■「tradable」の特徴
従来のFX取引では、サービス提供会社が取引プラットフォームの仕様を決定しており、お客様の個別のご要望にお応えすることは困難でした。
「tradable」は、お客様の好みや投資スタイルにあったアプリケーションを購入・ダウンロードいただくことで、自分の投資スタイルに合わせた取引プラットフォームとしてご利用いただけます。アプリケーションは、トレーダブル社が提供する専用アプリケーションダウンロードサイト「tradable appstore」から購入・ダウンロードが可能です。「tradable appstore」には世界中のシステム開発者による様々なアプリケーションが展開されており、お客様のニーズに合ったアプリケーションを選んでご利用いただけます。
※ tradable appstore で提供されるアプリケーションに関する注意事項
当社は、tradable appstore から購入・ダウンロードできるアプリケーション(トレーダブル社が作成したア
プリケーションを含む)の完全性、有用性、動作保証、特定の目的への適合性、使用機器への適合性その
他一切の事項について保証しません。また、これらのアプリケーションの瑕疵・不具合によりお客様が被っ
た損害について当社は一切の責任を負いません。
■「tradable」利用方法
「tradable」は、取引専用ターミナル「tradableターミナル」をお客様のパソコン(注1)にインストールすることでご利用いただけます。「tradable」をご利用いただくには、マネックス証券の証券総合取引口座を開設後、tradable取引口座の開設が別途必要です。「tradableターミナル」およびtradable取引口座は、マネックス証券のウェブサイトから無料でお申込み・ご利用いただけます。
(外国為替証拠金取引はすべてのお客様の投資運用に適合するものではないため、お客様の属性によりご利用いただけない場合があります。)
(注1)Windows Vista以上、Mac OS X 10.7.5以上でのご利用が可能です。
【tradable(店頭外国為替証拠金取引)に関する重要事項】 FX取引では日本初
<リスク>
tradableでは、取引対象である通貨の価格の変動により元本損失が生じることがあります。また、取引金額が預託すべき証拠金の額に比して大きいため(最大25倍)、取引対象である通貨の価格の変動により、その損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損)ことがあります。さらに、取引対象である通貨の金利の変動により、スワップポイントが受取りから支払いに転じることがあります。tradableは、店頭取引であるため、当社・カバー先の信用状況の悪化等により元本損失が生じることがあります。tradableでは、損失が一定比率以上になった場合に自動的に反対売買により決済されるロスカットルールが設けられていますが、相場の急激な変動により、元本超過損が生じることがあります。
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号 FX取引では日本初
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
日本初のFX取引プラットフォーム「tradable」導入について
マネックス証券株式会社(以下「マネックス証券」)は、このたび、デンマークのFX取引プラットフォーム開発会社tradable ApS(以下「トレーダブル社」)との間で、同社が開発・提供する新しいFX取引プラットフォーム「tradable」を、2013 年8 月(予定)をめどにマネックス証券への導入を進めることで合意いたしましたので、お知らせいたします。
トレーダブル社の「tradable」を日本で提供するのは、マネックス証券が初めてとなります。
■トレーダブル社の提供する「tradable」について
従来のFX取引では、サービス提供会社が取引プラットフォームの仕様を決定していることが通常で、お客さまの個別のご要望にお応えすることは難しい形態となっています。
トレーダブル社が独自に開発・提供するFX取引プラットフォーム「tradable」は、オープンプラットフォーム(外部ソフトウエアやデータなどを利用することを想定したシステムの構造)であることが特徴です。トレーダブル社は、独自に運営する「tradable」専用アプリケーションダウンロードサイト「tradable appstore」において、世界中のシステム開発者による様々なアプリケーションを展開しています。「tradable appstore」から、お客さまがお好みのアプリケーションをダウンロードしてご自身の「tradable」に取り込むことで、お好みにあった取引プラットフォームとしてご利用いただけるスキームとなっています。
このようなサービススキームが評価され、トレーダブル社は、2012 年11 月にロンドンで開催されたグローバルなFX関連カンファレンス「Forex Magnates Summit 2012」において、「最も革新的な金融商品賞(Most Innovative Financial Product)」を受賞するなど高い評価を得ています。
■トレーダブル社について
本 社:デンマーク、コペンハーゲン
代 表 者:Jannick Malling(ヤニック・マーリン)
設 立 年:2012 年1 FX取引では日本初 月
主な事業内容:FX取引プラットフォームの開発および提供
U R L:http://tradable.com/
<リスク>
Tradable を利用したFX取引では、取引対象である通貨の価格の変動により元本損失が生ずることがあります。また、取引金額が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、取引対象である通貨の価格の変動により、その損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損)ことがあります。さらに、取引対象である通貨の金利の変動により、スワップポイントが受取りから支払に転じることがあります。
tradable を利用したFX取引は、店頭取引であるため、当社・カバー先の信用状況の悪化等により元本損失が生ずることがあります。
<証拠金>
tradable を利用したFX取引では、取引通貨の為替レートに応じた取引額に対して一定の証拠金率以上で当社が定める金額の証拠金(必要証拠金)が必要となります。
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165 号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会
SBI FXトレード株式会社の営業開始および
オープニングキャンペーン実施のお知らせ
~日本初、小数点以下4桁の呼値でのFX取引が1ドルから可能に~
<PC用取引ソフトの画面の例>
<スマートフォン用取引アプリケーションの画面の例(iPhone版)>
SBI FXトレード オープニングキャンペーンといたしまして、7月31日のニューヨーク・クローズ時間(日本時間8月1日 5時30分)までのお取引を累計して100万通貨(南アフリカランド/円については1,000万通貨)のお取引(反対売買含む)をされたお客様に対し、8月末頃にお取引口座に5,000円をキャッシュバックいたします。
対象者:5月30日~6月15日23時59分までに口座開設をされた方
【SBI FXトレードの概要】
(1)商号 | :SBI FXトレード株式会社 (英文:SBI FXTRADE Co.,Ltd.) |
(2)登録番号 | :関東財務局長(金商)第2635号 |
(3)所在地 | :東京都港区六本木一丁目6番1号 |
(4)資本金 | :2億円(資本準備金2億円) |
(5)事業内容 | :第一種金融商品取引業(店頭外国為替証拠金取引) |
(6)設立日 | :2011年11月22日 |
(7)主要株主 | :SBIリクイディティ・マーケット株式会社100% |
<金融商品取引法等に係る表示>
商号等 | SBI FXトレード株式会社(金融商品取引業者) |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第2635号 |
加入協会 | 一般社団法人 金融先物取引業協会 |
<手数料等及びリスク情報について>
・ 口座開設・維持費および取引手数料は無料です。
・ 外国為替証拠金取引は、元本や利益が保証されたものではなく、外国為替レート、金利の変動により、損失が発生する場合があります。
・ 外国為替証拠金取引は、証拠金の額に比べ大きな金額の取引ができますので、大きな利益を得ることができる反面、多大な損失が発生する可能性があり、その損失は、預託した証拠金の額を上回る危険性があります。
・ 外国為替証拠金取引にあたって必要な証拠金の額は取引通貨ごとに異なり、取引通貨レートに応じた取引額に対して一定の証拠金率(個人のお客様:4%、法人のお客様:0.5%)の証拠金が必要となります。
・ 提示する為替レートは、「2Way方式」を採用し売値と買値には差額(スプレッド)があり、そのスプレッドは、取引数量、相場の急変等により変わります。
・ 預託金残高(預託された証拠金)を超える損失を防ぐためロスカットを設定していますが、市況環境等によっては、ロスカットが執行されても預託金残高を超える損失が発生する可能性があります。
・ お客様には、外国為替証拠金取引を開始するにあたり、契約締結前交付書面等を熟読し、仕組み・リスクを十分理解した上、ご自身の判断にてお取引することをお願いします。
FX取引では日本初
※1 2020年3月 Tポイント・ジャパン調べ
※2 1ドル=110円の時に1ドルを取引した場合、必要証拠金額は4.4円≒5円。
※1 2020年3月 Tポイント・ジャパン調べ
※原則固定(例外あり)
※1,001~10,000通貨までは0.2銭
※10,001通貨~0.3銭
スプレッドとは?
初心者向け ネオモード
経験者は プロモードで
FX取引では日本初
※FXのお取引には、総合取引口座を開設後、FX口座の開設が必要となります。
お取引に関するご注意事項
FXに関するご注意事項
- SBIネオモバイル証券のFX(外国為替証拠金取引)の取引手数料は無料です。なお、SBIネオモバイル証券のサービスのご利用にあたっては、お取引の有無にかかわらず月額のサービス利用料をいただいております。
- 本取引の1取引通貨単位あたりの必要証拠金の額は、次の通りです。(レバレッジ25倍)
決済通貨が円貨の場合…前営業日取引終了時の当社レート(仲値)× 4%
決済通貨が外貨の場合…前営業日取引終了時の当社レート(仲値)× 同時点の対外貨/円換算レート(仲値)×4%
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