FXの雲とは何のこと
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値動きって、「上がっているか」、「下がっているか」、「もみ合っているか」の三種類しかなんだけど、一度、相場に流れ(トレンド)が生まれると、次の流れに変わるまでは、その流れが続きやすい傾向があるのね。
例えば、上昇トレンドの時は、相場の転換点を迎えるまでは上がりやすいし、下落トレンドの時は、その逆に、下げが続きやすい。 っていうことは、その流れに乗れることさえできれば、利益がとれるってことになるでしょ。
それまではずっと1分足だけを見て、ボリンジャーバンドにぶつかったら逆張りするっていうやり方をしていたんだけど、実は、もっと長い「時間足」とか、「日足」でなくちゃ、大きなトレンドって見えないのよ。
たとえ、1分足とか、5分足の短い足でトレンドが出ているように見えたとしても、大きな流れが逆なら、結局、その大きなトレンドに引き寄せられちゃうの。
しかも、短い足ですごく動いているように見えたとしても、長い足で見たらトレンドなんて出てなくて、レンジ内でのもみあいだったりすることもあるの。
こういう動きの時にトレードすると、ことごとく負けちゃうわね。 だから、まずは大きなトレンドをしっかり見極めて、その方向に従ってトレードすることが大事なの。
そう。それから、チャートを見続けていたら、値動きにはクセがあることが見えてきて、それからは、その値動きのクセをヒントに、今のトレード手法を思いついたの。
その手法って言うのが、まず、1時間足チャートでトレンドを分析して、その1時間足が上昇トレンドだと判断できれば、今度はチャートを1分足に切り替えて、1分足が下落から上昇に転じたタイミングでロングポジションを持つの。
だって、上昇トレンドが前提だから、1分足が下げていたら逆にチャンスで、その後は新規の買いが入ってきやすいから上昇トレンドに乗りやすいのよ。
超短期の値動きが反転しやすい地点は、移動平均線にぶつかったところとか、過去の高値や安値近辺ね。
これらの条件が、いくつか重なると、なおいいの。確実性が高まるから。もちろん、デモトレードでずっと試して、行けるんじゃないかって思えてから、実トレードに移ったわ。
もともと、トレードスタイルは「スキャルピング」(超短期トレード)で、一日に20回から30回くらいのトレードを繰り返していたんだけど、このトレード手法にしてからは、「ココだ」って思えるときしかポジションを持たなくなったから、トレード回数は一日平均2、3回に激減したわね。
トレード回数は減ったけど、負けがどんどん減って、利益が積み上げられるようになったの。 そうなると、ロット数を増やしたくなるんだけど、今はまだ増やさないわ。調子のいい時ほど、慎重にトレードするの。だって、失敗が続くと、また自信を失ってしまうでしょ。 FXの雲とは何のこと
もう少し修行を積んで、ロット数を増やしても「平常心」でトレードできるようになるのが次の目標ね。
トレードに「ココロ」ってすごく影響するの。どんなにメンタルの本を読んでも、ココロだけは変わらない。
大事なのは、「自分のエントリーポイントに、どれだけ自信が持てるか」ってこと。 そして、失敗したら「潔く、ロスカットする」ってこと。理想のトレードができるようになるには、もう練習しかないの。慣れていくしかないの。
「もう少しで勝てるようになれそう」って人はたくさんいると思うんだけど、早いうちにこの大事なことに気づいてほしいなって思うわ。
私は、気がつくまでにすごく時間がかかったから。トレードは、勘に頼ってもうまくいかないし、人の手法のつまみ食いしているだけでもダメ。
でもね、正しい経験を積み重ねていけば、勝てるようになるモノだと思うのよ。正しい経験をしていれば、たとえ負けたとしても、取り返せる自信も余裕も生まれてくるから、途中でやめないで続けてほしいわ。
1998年にラジオNIKKEIへ入社。『経済情報ネットワーク』、『東京株式実況中継』等の株式情報番組を担当し、その後はフリーに転身。
現在はラジオNIKKEIや日経CNBCの番組パーソナリティを務めるほか、ライターとして複数のメディアに記事を執筆するなど、多方面で活躍中。
2017年11月には、初の著書となる『FX億トレ! 7人の勝ち組トレーダーが考え方と手法を大公開』を刊行した。
【現在出演中の番組】
・ザ・マネー 15:10-16:00 (毎週月曜日担当)
・投資戦略ラジオ きらめきの発想 毎週火曜日14:30-15:00
・トレードパーティー♪ 毎週水曜日 16:00-16:30
・ザ☆スマートトレーダーPLUS 毎週木曜日16:00-16:30
・夜トレ 21:30-22:30 (隔週金曜日担当)
(いずれもラジオNIKKEIで放送中)
・夜エクスプレス 21:00-22:40 毎週木曜日(日経CNBC)
【現在連載中の雑誌等】
・ForbesJAPAN
・東洋経オンライン
・All About FX担当ガイド
・CEO 社長情報
アンディのFXブログ
アンディさんの記事一つ一つに注目度が高いのは
エントリー&イグジッドが明確なところだと感じています!
他のブロガーさんも私からしてみれば勿論優秀過ぎるんですが、
経験と勉強が必要でアホな私にはまだまだ届きません…
そう考えるとアンディさんのは初心者にわかりやすい手法ばかりです。
遅行線についても未だに何故26本も遅らせて表示するのかが理解出来ません。
しかしそういう使い方があればそう見れる考えが生まれ、
一目が素晴らしいインジだと再認識出来ます。
- 2009-12-24 00:28 |
- yonzero
- URL
- [ 編集 ]
No title
とうとう遅行線の内容ですねっ!!凄いなぁ~といつも思ってます。いや思ってるだけでは全く意味無いのでしっかり喰らい付いていきますっ!!
ですが・・・・やはり僕の様な堀ちえみ級の亀ではアンディーさんから教えていただく内容のスピードについてけません~(泣)
暫く半値とは?三分の一とは?遅行とは?先行26本とは?など整理したいと思います。そしてまずはデモから始めます・・・
- 2009-12-24 08:51 |
- メテオ
- URL
- [ FXの雲とは何のこと 編集 ]
一目均衡表
おはようございます。
ダメおやじ様のブログを見て拝見させて頂きました。
初歩的な質問ですみません!
一目均衡表の手法を拝見させて頂きました。、
FX初心者で特に一目均衡表は理解し辛いのですが、アンディさんの説明は雲を4時間足と1時間足の雲が併せて設定されていると理解していいのでしょうか?
移動平均線は使用されていないのですか?
ちなみにチャートはODLのMT4を参考にしています。
一目均衡表(一目雲)の見方・設定方法とFXトレード手法を解説
トレンド系指標
ビットコインのチャートでも様々なテクニカルツールが機能しますが、今回は日本生まれの世界的有名なインジケーター「 一目均衡表(一目雲 ichimoku)」 をご紹介します。
一目均衡表(一目雲:ichimoku)とは
開発者が日本人の国産インジケーター
一目均衡表(一目雲)は、日本の都新聞の商況部長として活躍した株式評論家、細田悟一(ペンネーム:一目山人-いちもくさんじん)によって1936年(昭和11年)に発表された奥が深いテクニカル指標です。
海外ではIchimokuもしくはIchimoku cloudと呼ばれ今や世界中で使われています。
一目均衡表は5つのラインで構成されている
一目均衡表は、ローソク足と 「基準線」「転換線」「遅行線(遅行スパン)」「先行スパン1・2(雲)」 という5つのラインから形成されています。
一目均衡表5つのラインの見方
基準線 | 過去26日(26本)間の最高値と最安値の平均値を表す線 |
---|---|
転換線 | 基準線の期間を短くした過去9日の最高値と最安値の平均値を表す線 |
遅行線 | 現在チャートの終値を過去26日(26本)分ずらして表示した線 |
先行スパン1 | 基準線と転換線の平均を26本分先行表示した線 |
先行スパン2 | 過去52本分の最高値と最安値の平均を26本分先行表示した線 |
雲 | 先行スパン1と2に囲まれた部分 |
①基準線(Base line)
基準線は、過去26日(26本)間の最高値と最安値の平均値を表す線です。
高値or安値が更新されない限り値が変わらないので 基準線は階段状のカクカクしたライン になります。
- 転換線が基準線を上抜け→買いサイン
- 転換線が基準線を下抜け→売りサイン
- 基準線が上向きでローソク足が基準線より上にあれば強気相場、
- チャートが基準線を下抜け、基準線も下向きであれば弱気相場
②転換線(Conversion line)
転換線の見方も基準線と同様、
転換線が上向きでローソク足が転換線より上にあれば強気相場、
チャートが転換線を下抜け、転換線も下向きであれば弱気相場となりますが、基準線より先行して動くのでトレンド転換をより早く知ることが出来ます。
③遅行スパン、遅行線(Lagging span)
- 遅行スパンがローソク足を上抜け→買いサイン
- 遅行スパンがローソク足を下抜け→売りサイン
④⑤雲を構成する先行スパン1・2(Lead)
この先行スパン1と2で囲まれた間のゾーンを「雲(Cloud)」と呼び、過去に価格がもみ合ったゾーンを表しています。雲はレジスタンスもしくはサポートとして機能します。
- 雲が厚い→トレンドが維持されやすい
- 雲が薄い→トレンドが反転しやすい
一目均衡表(一目雲)の売買シグナルまとめ
基準線と転換線の売買サイン
- 転換線が基準線を上抜け→買いサイン
- 転換線が基準線を下抜け→売りサイン
遅行スパンの売買サイン
- 遅行スパンがローソク足を上抜け→買いサイン
- 遅行スパンがローソク足を下抜け→売りサイン
先行スパン(雲)の売買サイン
- ローソク足が雲を上に抜ける→買いサイン
- ローソク足が雲の下へ抜ける→売りサイン
雲だけを使ったトレード戦略
パターンA
- 雲が薄くなってるポイントをローソク足が下から上に突き抜ける→買いサイン
- 雲が薄くなってるポイントをローソク足が上から下に突き抜ける→売りサイン
パターンB
- 雲の中で停滞していたローソク足が上抜ける→買いサイン
- 雲の中で停滞していたローソク足が下抜ける→売りサイン
パターンC
- 雲をサポートとして反発する→買いサイン
- 雲をレジスタンスとして反発する→売りサイン
一目均衡表の応用戦術:三役好転と三役逆転・雲のねじれ
ローソク足と雲の関係で判断する「三役好転」「三役逆転」という一目均衡表ならではのチャート分析法があります。
- 転換線と基準線のクロス
- 遅行スパンとローソク足のクロス
- ローソク足が雲を抜ける
三役好転は、相場の強い上昇を示唆しており以下3つ(2つ)の条件が揃った時をいいます。
- 転換線が基準線を上抜ける(ゴールデンクロス)
- 遅行スパンがローソク足を上抜ける
- ローソク足が雲から上抜ける
三役逆転は、相場の強い下落を示唆しており以下3つ(2つ)の条件が揃った時をいいます。三役好転の真逆と覚えればいいです。
- 転換線が基準線を下抜ける(デッドクロス)
- 遅行スパンがローソク足を下抜ける
- ローソク足が雲から下抜ける
雲のねじれ:先行スパンのクロス
雲を形成している先行スパン1と先行スパン2がクロスする場面を雲のねじれと言います。
それまでの相場の流れが転換・または加速する重要なポイントです。
先行スパンの動きを見ると、 何本先でクロスが起きる(トレンド転換がおきやすい)ということが予測できる 点が大きなメリットです。
一目均衡表インジケーターの表示・設定方法(Tradingview)
一目均衡表(Ichimoku)の表示
TradingView の画面に表示されているチャートのグラフマーク「インジケーター&ストラテジー」をクリックし、検索窓に「ichimoku」と入力すると「ichimoku Cloud(一目均衡表)」が出てきます。一目雲(一目均衡表)が追加されました。
一目均衡表の設定方法
設定はインジ名横の歯車アイコンから変更することができます。基本的には 初期設定のまま使用 すればいいと思います。好みの色があれば変更してもいいかも。
一目雲(一目均衡表)を消したい時は削除の項目で選択できます。
一目均衡表を使ったトレード具体例
週足や日足など長めの時間足での一目均衡表の三役好転(逆転)と雲のクロスは、有力なトレンド発生のシグナルとなります。
長期足でシグナルを発見したら好転で買い、逆転で売りと考えるのですが、
実際のエントリーでは、三役が揃う前にエントリーしていて、結果三役が揃っているという感じのトレードになることが多いです。
雲からの上抜け、は最後になることが多いです。
1時間足で、まず遅行スパンがローソク足を上抜けて「一役」達成。
その数本後に転換線が基準線を上抜けして「二役」。
最後にローソク足が雲を上抜けて「三役」。
FXの雲とは何のこと
一目均衡表
相場は「売り方」と「買い方」の均衡が破れた方へ大きく動き、相場の帰趨は一目瞭然という考え方で、「いつ相場が変化するのか」「いつ目標値が達成されるのか」など「時間」の概念を念頭に置いた相場予測法
【必勝三則】
(1)準備構成後の均衡表好転、又は逆転乗ずること
(2)特に遅行スパンに随順して、変化日、計算値、波動に徹底すること
(3)基準線の騰落する日を重視すること
・転換線(転換値)=(直近9日間の最高値+最安値) ÷2(※9日間の中心値)
・基準線(基準値)=(直近26日間の最高値+最安値)÷2(※26日間の中心値) FXの雲とは何のこと
・先行スパン1 (転換値+基準値)÷2⇒26日先に記入
・先行スパン2 (直近52日間の最高値+最安値)÷2⇒26日先に記入
・遅行スパン (遅行線)当日の終値を26日前に記入
取引ルール
1.転換線と基準線の関係 FXの雲とは何のこと
・買いの時代(上昇トレンド):「基準線」が「転換線」の下
・売りの時代(下降トレンド):「基準線」が「転換線」の上
2.基準線の方向⇒相場の方向「相場そのものの基準線(一目山人)」
・基準線が上昇⇒強気相場
・基準線が横ばい⇒方向感無し
・基準線が下降⇒弱気相場
☆基準線:「押し目」「戻り」の限界⇒転換線:急騰・急落時の限界
3. 遅行スパン⇒26日前の価格との比較「一期の遅行スパン、これが最も大事(一目山人)」
・買いの時代(上昇トレンド):遅行スパン>26日前の価格⇒26日移動平均線は上向き FXの雲とは何のこと
・売りの時代(下降トレンド):遅行スパン<26日前の価格⇒26日移動平均線は下向き
4.雲:『先行スパン1』と『先行スパン2』の間で形成される抵抗帯
・買いの時代(上昇トレンド):雲の上で推移⇒雲は支持帯
・売りの時代(下降トレンド):雲の下で推移⇒雲は抵抗帯
・好転:買いシグナル価格が雲を上抜けた時
・逆転:売りシグナル価格が雲を下抜けた時
☆変化日:先行スパン1と先行スパン2が交差する日⇒相場の転換点になりやすい
「変化日に転換しなければ、相場は延長されるか、加速される(一目山人)」
☆スパン:橋梁・アーチなど支柱間の距離(一目山人)
【三役好転】
(1)「転換線」が「基準線」の上
(2)価格が「雲」の上
(3)「遅行線」が好転
【三役逆転】
(1)「転換線」が「基準線」の下
(2)価格が「雲」の下
(3)「遅行線」が逆転
■時間論
・相場の主体は、「時間」にあり、「価格」はその結果
・いかなる相場も「一期(26)~一巡(76)~一環(226)~一循環(676)」で完結する(一目山人) FXの雲とは何のこと
【基本数値】9、17、26:相場の転換点
基本数値 呼称
単純1 9 一節
単純2 17 二節
単純3 26 一期(三節)
『絶対数』「26日を経過後相場が如何に変化しているかが大切」
複合5 33 一期一節
複合6 42 一期二節
複合7 65 FXの雲とは何のこと
76 一巡(三期)
複合 129
複合 172
複合 200-257
【対等数値】
過去の相場の1波動の日数⇒将来の変化日を示唆
■波動論
・波動:相場の上下動を波動と捉えて、パターンを分類することで相場予測をする手法
・対等数値:直近の波動の形成にかかった日数=次の波動を形成する日数
I波動=I波動/I波動=V波動/I波動=N波動
V波動=V波動/V波動=N波動/N波動=N波動
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