ダウ理論とは?6つの法則や相場分析に使えるインジケーターを解説
その名前を冠したダウ理論とは、ダウの考案したマーケット理論です。厳密にいえば、ダウ自らが著作を残しているわけではなく、彼がウォール・ストリート・ジャーナルで論説していた内容を、その没後にS・A・ネルソンが『The ABC of Stock Speculation』で体系化し、またW・ハミルトンが『The Stock Market Barometer』で紹介、そしてロバート・リーが『The Dow Theory』でさらに発展させたという経緯をたどります。
ダウ理論の6つの基本法則
基本原則①:平均株価はすべての事象を織り込む
基本原則②トレンドには3種類ある
長期トレンド (プライマリーサイクル) | 上昇または下降の明確な方向性を表す。通常、1年~数年間継続する |
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中期トレンド (セカンダリーサイクル) | 長期トレンドと逆行する調整局面を表す。通常、3週間~3か月継続する |
短期トレンド (マイナーサイクル) | 中期トレンドの短期的な調整局面を表す。通常、数時間~3週間継続する |
基本原則③長期トレンドは3段階からなる
基本原則④平均は相互に確認されなければならない
基本原則⑤トレンドは出来高でも確認されなければならない
基本原則⑥トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する
ダウ理論の分析に使えるインジケーター
OANDA_Auto_fibonacci
ZigZag(ジグザグ)
ZigZagの設定方法
MT4への設定方法
MT5への設定方法
Tradingviewへの設定方法
ダウ理論に関する本
DVD ダウ理論で読み取る FXシンプルチャート分析
図8/DVD ダウ理論で読み取る FXシンプルチャート分析
平野朋之氏監修 ダウ理論を使ったトレードアイデア
FXの相場理論を学びたい方へオススメのコンテンツ
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海外FXの王道トレード手法とは?現役トレーダーが基礎の基礎から教えます
※高安値の流れを分かりやすくするために、10期間の単純移動平均線を表示しています。
緑枠で囲った部分は、 高値を切り下げ安値を更新する下降トレンド 。
一方赤枠で囲った部分は、 高値を更新したあたりから上昇トレンドに転換 していますね。
- それまでの下降トレンドで売りポジションを持っていた人が、高値更新を見て利確や損切りのために買い注文を出した。
- 高値更新をトレンド転換と見た市場参加者が、買い注文を入れてきた。
同じ通貨ペアでも時間軸によって相場状況は変わる
なぜなら、 トレンド方向や相場参加者の思惑はそれぞれの時間軸に存在 するからです。
1時間足
4時間足
日足
このような様々なチャートを活用して分析する方法を「マルチタイムフレーム分析(MTF分析)」といいます。
相場には意識される価格がある
何度も安値をつけている価格や、何度も高値をつけている価格がありますね。これらをサポートライン、レジスタンスラインと呼びます。
- サポートライン(支持線) . 複数回安値をつけた価格のこと
- レジスタンスライン(抵抗線) . 複数回高値をつけた価格のこと
- トレンドラインやチャネルラインのように、斜めラインによって示せる節目
- フィボナッチ・リトレースメントに代表される、ある高安値を基準として意識される価格
- ボリンジャーバンドの±2σラインや、よく使われる期間設定の移動平均線によるサポート/レジスタンス
- レートのキリ番
海外FXのトレード手法とエントリータイミング
この章では、今まで紹介した相場把握の基本的な考え方に基づいた「海外FXのトレード手法」や「海外FXにおけるエントリータイミング」を解説したいと思います。
トレード手法の基本「押し目買い・戻り売り」
「押し目買い」と「戻り売り」は、先ほどご紹介した 「トレンドフォロー」を基本とする順張りのトレード手法 です。
まずは1時間足から今の市場トレンドを把握します。今回は下降トレンドですね。
- 現状下降トレンドでかつ、レジスタンスラインで停滞しているため、1時間足で有力な戻り目が形成されつつある。
主要な安値を割り5分足でも転換が認識されることで、結果的にさらにレートは下がりましたね。
※上が1時間足で下が5分足です。チャートの右側は消してあります。
このチャートでは1時間足は上昇トレンド中であることが分かり、さらにレジスタンス/サポートラインも確認できます。
一方、5分足の直近の流れは下降トレンド中であることも分かりますね。
エントリーポイントは、 5分足ダブルボトムの青ラインを更新した時 。もしそれを逃した場合は、 高値を更新するポイントなど が挙げられます。
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