ここまでローソク足の基本的な種類や意味についてお伝えしてきました。
FX初心者が覚えるべきトレンドサイン、酒田五法のローソク足分析パターン
ダブルボトムは、さきほど説明したダブルトップの逆パターンです。こちらはアルファベットの「W」の形に見えます。
相場が底値に入るあたりで出現し、底が2つあるチャートのパターンです。ネックラインは、相場が下落し底値(一番底)のサポートライン(支持線)で跳ね返され一度上昇し、再び下落しようとしたと辺りになります。
トリプルトップの反対である逆三尊(トリプルボトム)です。3度目の底値をネックライン割れから今度は買いエントリーとなります。
先ほどご紹介したトリプルトップの真ん中の頂点が左右よりも高い位置を取るのがヘッド&ショルダートップ(三尊)です。
ヘッド&ショルダーも同様に相場が反転・下落するサインとなります。真ん中のトップを「ヘッド=頭の部分」、左右のトップを「ショルダー=肩」に見立てているので、この名称が付けられています。
ヘッド&ショルダートップの反対で、相場が底打ちして反転・上昇のサインとなります。ネックラインを抜けたら、買いでエントリーするパターンになります。
ウェッジとは英語の「Wedge」、つまり「くさび」を意味しています。チャートパターンが上値も下値も徐々に切り上げていき、まるでくさびを打つような形を形成していくことからこの名称が付けられています。
最終的には上値の上昇の勢いが止まり、ネックラインを割れてくると買い勢力は売り、さらに売り勢力も加わってくるので激しく下落していきます。
上昇ウェッジの反対パターンです。ただし、上記の図とは違いネックラインから上昇せずに下に落ちてくる場合もあります。
もし、心配なら短い時間足で戻りを待ってからエントリーすると「ダマシ」に遭う確率を少し下げることができるでしょう。
ペナントは英語で「(三角形の)旗」を意味しており、まさにチャートパターンがその形をしていることから名づけられています。上値も下値も徐々に切り下がって狭くなっていき、やがて上方向あるいは下方向に抜けていきます。
ただし、上記のチャート例のように相場が上昇の途中でペナントが現れると、その後のブレイクは同じように上昇を継続することのほうが多く見られます。
ペナント同様に「旗」という名称が付けられているのが、「フラッグ(Flag)」です。ペナントと異なるのは、上値も下値も下降しながら、最終的にブレイクするというチャートパターンが形成されることです。
レジスタンスライン抜けから買いでエントリーする戦略が有効です。
上昇フラッグは、上がり続けた相場がいったんどこかの節目で、それまで買っていた勢力の利益確定売りが入って徐々に下がり始め、価格が切り下がったところで今度は新規の買いが入り、ライン抜けで再び上昇を継続させた形になります。
上昇フラッグの真逆の値動きです。サポートラインを抜けから売りでエントリーします。
これら上記で解説したさまざまなチャートのパターンはトレンド転換時に出現しやすいため、多くのトレーダーが「トレンド転換のサイン」として理解しているものです。しかし、必ずトレンド転換するわけではないので、トレンドが変わる可能性が高いと意識する程度にしておくと良いでしょう。
FXで使える酒田五法のローソク足分析パターン
ここまでローソク足の基本的な種類や意味についてお伝えしてきました。
ダブルボトム/トップのFXエントリー利確ポイントやダマシ回避方法、アダム&イヴを解説
チャートパターン
BitMEX(ビットメックス)などビットコインFXで、 ヘッドアンドショルダー や ダブルトップ ・ トリプルボトム などのチャートパターンはテクニカルで重要な売買サインとなります。
FXで安定して高い利益率を維持するためには、
長い時間足で三尊やダブルトップ・トリプルボトムなどのわかりやすいテクニカルシグナルが発言した時のみロットを上げて勝負に出る 、ということを徹底することです。
ダブルトップ・ダブルボトムとは?
ダブルトップ・ダブルボトムは、三尊・逆三尊(ヘッドアンドショルダー)と同じ トレンド転換を表す代表的なチャートパターン の一つです。
ダブルトップ
ダブルトップとは高値天井圏で出現しやすいチャートパターンで、相場の天井からのトレンド反転示す 売りシグナル です。
ダブルトップは、最初の山(first peak)が形成された後の安値のライン(ダブルトップとダブルボトムパターンとは何か ネックライン neckline)を割り込んだときに完成し、売りポイント(conservative entry point)になります。
安値圏のダブルボトムは上昇トレンド転換のサインになりますが、 高値圏のダブルボトムはダマシになることが多いので注意 しましょう。
高値圏のダブルトップは下落トレンドへの転換のサインになりますが、 安値圏のダブルトップはダマシになることも多いので注意 しましょう。
ダブルボトム
引用元:投資の教科書
ダブルボトムは、1回目の安値(first valley)を割り込まず、はじめに反発した時の高値のライン(ネックライン neckline)を突破したところで完成し、買いポイント(conservative entry point)になります。
安値圏のダブルボトムは上昇トレンド転換のサインになりますが、 高値圏のダブルボトムはダマシになることが多いので注意 しましょう。
ダブルトップ・ダブルボトムのエントリーポイント
- 底値圏のダブルボトムは買いサイン
- 高値圏のダブルトップは売りサイン
- ネックラインの突破や下抜けがパターン成立のサインで売買ポイント
ダブルトップ・ダブルボトムの利確ポイント
ダブルトップの利確ポイント
引用元info.monex.co.jp
二番天井を付けたあと反発したライン(ネックライン)の長さと同じ長さ間隔の位置を目標値とおくことが一般的です。
ちなみに、ダブルトップやダブルボトムのネックラインは、チャートパターンが成立するまでは強いレジスタンスラインとなりますが、
ネックラインを割ってしまうと、今度は強いサポートラインとなって跳ね返す力になるので意識しておきましょう。
チャートパターン ダブルトップとダブルボトムパターンとは何か アダムとイヴとは?
ダブルトップ・ダブルボトムの変形パターンに、アダム&イヴ(Adam and Eve Double Bottoms)というユニークな名前のチャートパターンがあります。
少し変わった二番底フォーメーションといえます。
バイナリーオプションで勝ちやすいチャートパターンはコレだ!!
必勝法
- 各チャートパターンの特徴とエントリーポイントがわかる
- チャートパターンを利用方法を理解し精度の高いエントリーが可能となる
チャートパターン
今後の相場の流れを予測することができるので
精度の高いエントリーが可能 となります。
- 1 バイナリーオプションのチャートパターンとは何か?
- 2 主要チャートパターンの紹介
- 2.1 天井(高値圏)底(安値圏)の反転型チャートパターン
- 2.2 トレンド発生時中段で起こる保ち合いチャートパターン
- 3.1 相場の流れが予測できる
- 3.2 価格の値幅を予測できる
- 4.ダブルトップとダブルボトムパターンとは何か ダブルトップとダブルボトムパターンとは何か 1 チャートパターンは主観的要素が高い
- 5.1 三尊・逆三尊
- 5.2 ダブルトップ・ダブルボトム
- 5.3 保ち合いチャートパターン
バイナリーオプションのチャートパターンとは何か?
一般的にそのような 決まった形状を表した値動きを総称してチャートパターンと呼んでいます。
主要チャートパターンの紹介
- 天井(高値圏)底(安値圏)の反転型
- トレンド発生時中段で起こる保ち合い
天井(高値圏)底(安値圏)の反転型チャートパターン
トレンド発生時中段で起こる保ち合いチャートパターン
バイナリーオプションでチャートパターンを覚えるメリット
相場の流れが予測できる
「 チャートパターンが様々な投資家の心理を表しているから 」
といったように、 ダブルトップというチャートパターンを意識した人たちが、このような行動を取ることによりチャートパターンが形成されるという側面もあります。
価格の値幅を予測できる
チャートパターン分析の注意点
チャートパターンは主観的要素が高い
しかし、 実際のチャートの場合だと上記の図のようにはっきりとパターンを認識できるとは限りません。
つまり、チャートパターンによる分析は「 主観的要素の高い分析 」というデメリットもあるわけです。
それは、「 抽象的に波を捉える 」ということです。
これはどういう事かといういうと、価格は常に上下を繰り返し波を形成しています。そうではなく、 その波をより大きなスケールで捉え波の分岐点を発見することが重要です。
そこで波を大きなスケールとして見るのに便利な「 ジグザグ 」といううインジケーターがあるので、チャートを見慣れない初心者の方は活用してみるのもいいかもしれません。
この記事で得られる事ZigZagを使用することにより効率よく相場分析が行える ZigZagを使用することにより、一定のルールで取引に臨むことができる ZigZagを使用する際の注意点が理解できる今[…]
バイナリーオプションのチャートパターンのエントリー例
三尊・逆三尊
三尊のエントリーポイントはついては、
下記の動画で詳しく解説していますのでぜひご覧になってください(一般的に語られている 間違った三尊のエントリーポイント について詳しく解説しています)。【FX手法】ダブルトップやダブルボトムを自動描写するインジケーターを紹介するよ!
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【FX手法】ダブルトップやダブルボトムを自動描写するインジケーター『PricePatterns.ex4』
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USD/JPY(ドル円)30分足に『PricePatterns.ex4』をセットしてみた
PricePatterns.ex4が自動描写する9つのパターン
- Head and Shoulder(ヘッドアンドショルダー)
- Reverse Head and Shoulder(リバース・ヘッドアンドショルダー)
- Double Top(ダブルトップ)
- Double Bottom(ダブルボトム)
- Triple Top(トリプルトップ)
- Triple Bottom(トリプルボトム)
- Triangle(トライアングル)
- Rising Wedge(ライジング・ウェッジ) ダブルトップとダブルボトムパターンとは何か
- Falling Wedge(フォーリング・ウェッジ)
Head and Shoulder(ヘッドアンドショルダー)
Head and Shoulder
まずはHead and Shoulder(ヘッドアンドショルダー)。三尊などとも呼ばれ、非常に強力なパターンとも言われていますね。
Reverse Head and Shoulder(リバース・ヘッドアンドショルダー)
Reverse Head and Shoulder
Reverse Head and Shoulder
Reverse Head and Shoulder(リバース・ヘッドアンドショルダー)です。最初のHead and Shoulderの逆パターンですね。
Head and ShoulderとReverse Head and Shoulderは、めったに現れません。出現すれば非常に強力なサインとみなされます。
Double Top(ダブルトップ)
Double Top(ダブルトップ)はおなじみですね。トレンド転換を示すチャートパターンです。Double Top(ダブルトップ)出現によって下落基調に転換する傾向が強いことが知られています。
Double Bottom(ダブルボトム)
Double Bottom(トライアングル)も先ほどのDouble Top(ダブルトップ)同様に比較的よく出現するチャートパターンです。下落基調が終焉し、上昇基調へ転換するパターンとしてよく知られています。
Triple Top(トリプルトップ)とTriple Bottom(トリプルボトム)
Triple Top(トリプルトップ)とTriple Bottom(トリプルボトム)のパターンは、残念ながら直近のチャートでは確認できませんでした(出現していない)。
FXのダブルトップ・ダブルボトムとは?だましを回避する方法も解説
出典:みんなのFX「ダブルトップとダブルボトムとは?反転パターンの見方と注意点」
FXのダブルトップとは、チャートの形が「M字」に見えるのが特徴です。
ダブルトップは、上昇トレンドが終わるタイミングに現れるといわれています。- 価格が上昇
- 一定の価格まで上昇すると、ネックライン(価格の最安値となるライン)まで下降
- 再び、前回上昇した価格まで上昇
- 同じく一定の価格まで上昇すると下降
チャートが2度天井に当たると、2度目に価格が下落してネックラインを割り込むことでダブルトップとなります。
ダブルボトムの見つけ方
出典:みんなのFX「ダブルトップとダブルボトムとは?反転パターンの見方と注意点」
一方、ダブルボトムはチャートの形が「W字」になるパターンです。
ダブルトップとは逆で、価格が上昇するタイミングに現れるといわれています。- 価格が下落
- 価格が一旦上昇
- 価格がネックラインまで上昇すると、再び下降
- 前回下落したラインまで達すると再び上昇
1度ネックラインで上昇トレンドが押し戻され、2度目の上昇でネックラインを超えるとダブルボトムとなります。
ダブルトップ・ダブルボトムの見方・判断基準
ダブルトップは売りの判断材料
ダブルトップでは上昇トレンドから下降トレンドに変わった時に現れるため、「売り」の判断材料となります。
ネックラインを下回るとダブルトップとなるため、ネックラインを超えたらトレンドが下降すると考えていいでしょう。
そのため、ダブルトップの形が完成し、ネックラインを下回ると売りのサインというわけです。出典:みんなのFX「ダブルトップとダブルボトムとは?反転パターンの見方と注意点」
また、ダブルトップでは、天井からネックラインまでの値幅と同じ幅まで下落するといわれています。
ダブルボトムは買いの判断材料
ダブルボトムは下降から上昇トレンドに変わるタイミングに現れるため、「買い」の判断材料となります。
ダブルボトムでは、ネックラインを超えるとダブルボトムとなり、トレンドが上昇する可能性があると分析できるというわけです。
ネックラインを下から上に超えたら買いサインとなります。出典:みんなのFX「ダブルトップとダブルボトムとは?反転パターンの見方と注意点」
ダブルボトムもダブルトップと同様に、最安値からネックラインまでの値幅と同じ分だけ上昇するといわれています。
チャートでのダブルトップ・ダブルボトムの取引方法やメリットについて、以下の動画でも詳しく解説されています。
ダブルトップ・ダブルボトムは”だまし”に注意点
FXでダブルトップまたはダブルボトムを活用する際は、“だまし”というものに注意が必要です。
だましとは、トレンドが上がったと見せかけてすぐに下降するといったフェイントをかけるようなチャートの動きのことです。
ダブルトップ・ダブルボトムのだましを回避する方法
- ダブルポイント
→レジスタンスライン(チャートの上昇を抑えるライン) - ダブルボトム
→サポートライン(下落するチャートが反転するライン)
ダブルトップの場合、レジスタンスライン付近でダブルトップのM字が形成されているとだましが起こりにくいといわれています。
一方、ダブルボトムの場合は、サポートライン付近でダブルボトムのW字が形成されているとだましがおこりにくいといわれています。
だましを回避してダブルトップ・ダブルボトムでの勝率を高めるなら、レジスタンスライン付近とサポートライン付近での出現を狙うといいでしょう。
チャートの動きでダブルトップまたはダブルボトムを見つけることで、売りや買いのタイミグを見極めることができます。
【ダブルトップ】
- チャートの形が「M字」になるパターン
- 売りの判断に役立つ
【ダブルボトム】
- チャートの形が「W字」になるパターン
- 買いの判断に役立つ
基本的には、天井やネックラインを基準にチャートが形成する形に注目するだけのため、FXを始めたばかりの方も取り組みやすいと思います。
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