先ほどのRSIに似たオシレーター系ツールで「ボリジャーバンド」という分析指標もあります。
【2022年】東京都のFXセミナーのおすすめ人気ランキング10選
スキラージャパン株式会社代表取締役、伊藤亮太FP事務所代表。 ファイナンシャル・プランナーとして、年間平均約100~200件の相談(資産運用、相続、保険の見直し、住宅ローンなどのローン相談等)を行うほか、証券外務員やFP資格取得講師、金融経済情勢、富裕層顧客開拓スキル、ドクターマーケット開拓、年金、四季報活用講座などの研修講師を行う。 東洋大学経営学部非常勤講師 大手前大学現代社会学部非常勤講師 〔主な著書〕 『図解金融入門 基本と常識』(西東社) 『FP技能士2級・AFP重要過去問スピード攻略』(成美堂出版) 『FP技能士3級重要過去問スピード攻略』(成美堂出版) 『円安で利益倍増!ウマイ投資法がわかる本』(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア、共著) 『不動産投資44の法則』(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア、共著) など
FXセミナーの特徴・内容は?
FXセミナーとは、外貨取引など資産運用のプロが講師となり、必要な知識や利益を出すコツを講義するセミナー。
大きな魅力は、初心者向けの基礎知識から上級者向けのトレード手法など幅広い講義があることです。自分の経験にあった内容を選べば、自信を持った取引やスキルアップにつながりますよ。
また、プロによる実践的な話を聞くことで、広い視点を持てるのもメリット。独学には限界があり、視野が狭くなりがちです。セミナーでさまざまな手法で取引に臨めるようになれれば、収益がアップする可能性もありますよ。
ただし、高額な商材をセールスしてくる怪しいセミナーや必ず勝てるなどと講義する講師もいるので注意してください。なかには、有料でこのようなことをしているセミナーもあります。資産運用を始める前に資金を減らすのはもったいないので、受講するセミナーは厳選して選びましょう。
東京都のFXセミナーの選び方
① 初心者?中上級者?レベルにあわせてセミナー内容をチェック
初心者ならFXの仕組みや注文の出し方など基礎から学べるものを
FXや資産運用に初めて触れる人は、FXとはどういったものか基礎からみっちり学べるセミナーがおすすめです。
講義内容が多岐にわたると、何から学べばいいかわからないですよね。金融商品の売買を始めてする人は、値動きや利益が生まれる仕組み・取引の仕方・チャートの見方などを学ぶと、実際の取引をイメージしやすいでしょう。取引を始めるにあたって必要な基礎知識を網羅しているセミナーなら、不安も解消できますよ。
また、実際に取引を始めて経験を積んだ人にも、学び直しは重要です。初心者向けのセミナーであれば難しい用語などの解説もしているため、知識の抜けや改善点を見つけたい人でも活用できますよ。
取引にも慣れてきたらテクニカル分析やファンダメンタルズ分析など中級者セミナーへ
専門用語への理解があり取引の経験も積んでいる人は、売買の判断など投資戦略などを学べるセミナーがおすすめ。
投資戦略は、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を用いて組み立てるのが一般的です。中級者向けのセミナーなら具体的な資産運用のテクニックが学べますよ。
また、投資戦略の分析以外のテクニックも中級者向けセミナーでは教えてくれます。たとえば、日中の忙しい人でも取引できる自動売買の方法や、価格の上昇・下落を予測するバイナリーオプションについても学べるので、投資の幅を広げたい人も注目してみてください。
上級者はリスク管理やトレード手法など、実践的なテクニックが学べるセミナーを選ぼう
より効率よく収益アップを目指すなら、トレードテクニックを学べる上級者向けのセミナーがおすすめです。
FX取引では、少ない資金で大きな金額の取引ができるレバレッジがあります。レバレッジは、利益も大きく狙えますが、損失のリスクも高まる投資手法。倍率を高く設定しても、ポジションを調整してリスクのバランスを最適化する手法などが学べれば、利益の増加が狙えますよ。
また、資産運用では損切りなどのリスク管理も重要。損失を出すタイミングを掴むのは難しいですが、上級者向けセミナーならリスク管理の講義も行っています。レベルの高い参加者と情報交換もできるので、最終的な受講の目標にしてみてください。
FXで利益を狙えるテクニカル指標とトレード手法は?アリゲーターとオーサムオシレーターを解説
※図はTradingViewより筆者作成
移動平均線 | 詳細 |
---|---|
青線(ワニの顎) | 13期間分の平滑移動平均線。8期間分先の状態を表示している。 |
赤線(ワニの歯) | 8期間分の平滑移動平均線。5期間分先の状態を表示している。 |
緑線(ワニの口) | 5期間分の平滑移動平均線。3期間分先の状態を表示している。 |
1-2.ウィリアムズ・アリゲーターの売買サイン
※図はTradingViewより筆者作成
2.オーサムオシレーター(AO)の使い方
2-1.オーサムオシレーター(AO)の概要
※図はTradingViewより筆者作成
2-2.オーサムオシレーター(AO)の売買サイン
3.アリゲーターとオーサムオシレーターを使用したトレード手法
3-2.ポイントと注意点について
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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レバレッジ1倍、100円からの少額取引が可能。業界最狭水準のスプレッド、28種類のテクニカル指標も利用可
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学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 FXで使えるテクニカル手法の仕組みと使い方 / Instagram : @fukuokasho12
【FX勝率アップ】RSIの仕組みとダイバージェンスの手法を解説
鈴木拓也
RSIとは?
RSIとは買われ過ぎ、売られ過ぎを示すテクニカル指標で、英語の「Relative Strength Index」の略であり、日本語では相対力指数と呼ばれます。
単純に買われ過ぎだから「売りエントリー」、売られ過ぎだから「買いエントリー」というRSIの使い方は完全に誤りですので注意してください。
RSIの見方
RSIは0~100%の範囲で表示され、70%以上が買われ過ぎ、30%以下で売られ過ぎを表します。
- RSI=70%の時、買われ過ぎていることを示す
- RSI=30%の時、売られ過ぎていることを示す
RSIの仕組みと設定値
- RSI(%)=100×(直近n期間の上昇幅の累計)÷(直近n期間の上昇幅の累計+直近n期間の下落幅の累計)
鈴木拓也
上記仕組みを知らなくてもRSIは使いこなせるので安心してください。
おすすめのRSIの期間は14 であり、一般的に使われるメジャーな数値なので、それ以外の数値は使わない方がいいでしょう。
RSIの誤った使い方
しかし、 これは完全に誤った使い方なので無視 してください。
というのも、RSIが下から70%を超えてきたときは、強い上昇トレンドが発生している時であり、そのままRSIが70%以上に張り付いて、上昇が続くことがよくあるからです。
逆に、RSIが30%以下の時にも、強い下降トレンドが発生している時は、RSIが30%以下に張り付いた状態となり、そのままレートが下がり続ける時がよくあります。
RSIの正しい使い方:ダイバージェンスとは?
RSIに限らず、オシレーター系のテクニカル分析に共通していることですが、 「ダイバージェンス」という非常に重要なトレンド転換のシグナル があります。
「ダイバージェンス」とは、為替レートとRSIが逆行する現象のことを言います。
ダイバージェンスは トレンド転換のシグナル であり、(1)のケースでは下降トレンドへの転換シグナル、(2)のケースでは上昇トレンドへの転換シグナルとなります。
つまり、ダイバージェンスを分析することで、今後相場がどう動くのかを予想することが出来るのです。
- 上昇トレンドへの転換:為替レートは下落・RSIは上昇 FXで使えるテクニカル手法の仕組みと使い方
- 下降トレンドへの転換:為替レートは上昇・RSIは下落
ダイバージェンスがトレンド転換を意味する理由
逆に理由や根拠がないサインは何の役にも立たないので注意してください。
さて、RSIの意味をもう一度よく考えてほしいのですが、RSIは買われ過ぎ・売られ過ぎを意味するインジケーターだと説明しました。
要するに、 レートが上昇しているにも関わらず、RSIが下降トレンドであるということは、上昇トレンドの勢いが弱まっているシグナルであり、トレンド転換の可能性を示すサイン なのです。
下降トレンドの場合も全く同様に考えることができ、レートが下がっているにも関わらず、RSIの安値が切り上がっている場合には、 下降トレンドの勢いが弱まっている証拠 であり、近々トレンド転換が近づいていることのサインなのです。
RSIによるトレード実例
オシレーター系のテクニカル分析は単体で使うよりも、トレンド系のテクニカル分析と組み合わせた方がだましを回避できて有利です。
その時、RSIもダイバージェンスが形成されていますので、トレンド転換が近づいていることを示しています。
加えて、赤線の水平線も下抜けしており、やや値動きが急な所を除けば、ここはかなり 勝率の高い売りのエントリーポイント となります。
- グランビルの法則:下向きの移動平均線25と50を下抜け
- 水平線を下抜け
- タイバージェンスの発生
- グランビルの法則:上もしくは横向きの移動平均線25と50を上抜け
- トレンドラインをブレイク
- タイバージェンスの発生
ちなみにこの記事の説明で使っているチャートソフトは、私含め多くのプロがおすすめしているMT4(メタトレーダー4)です。
MT4(メタトレーダー4)とは?使い方・注文方法を解説!
FX取引の注意点 / 当サイトの内容について
・本記事では、FXを「必ず利益を生む方法」として紹介しているものではございません。FXは自己の責任において行っていただくようお願い致します。
・外国為替証拠金取引は外国為替レート金利の変動により損害を被るリスクがあり投資元本は保証されていません。
・マーケットの相場変動率に比べ投資元本の損益変動率が大きく状況により損失が証拠金額を上回ることもあります。
・スプレッドは指標発表時や相場が急変した際に拡大する場合があります。
・スリッページが発生することで、発注時点に比べ不利な価格で約定する場合もあります。
・市場の流動性が低下していることで、注文がリジェクトされる場合があります。
・本記事で紹介している企業は金融庁の「 免許・許可・登録等を受けている業者一覧」より抜粋しています。
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・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
【FXのおすすめテクニカル分析】レベル別の組み合わせも紹介!
まずは、サポートラインです。
サポートラインとは…
下値抵抗線といい、価格がそれ以上下落しにくく相場の下支えとなるライン・価格帯のこと。安値の目安となり、そこで跳ね返ったり、突き抜けて下がると大きく下落する可能性があります。
サポートラインは、
過去に付けた安値で過去に何度もそこから反転して上昇し ていった 価格帯 です。
何度も安値として反転しているポイントなので、市場参加者も「今回も反転するのでは」という思惑で、
「買い」が集中するポイントとなります。
しかし、市場心理がかなりネガティブな場合は、その下値を突き抜けてさらに下がる場合があり、 下落相場の始まりを示唆 しています。
レジスタンスライン
レジスタントラインです。
レジスタントラインとは…
上値抵抗線といい、価格が頭打ちして上昇相場の天井となるライン・価格帯のこと。高値の目安となり、そこで跳ね返って下落する場合や、突き抜けてさらに大きく上昇する可能性があります。
レジスタントラインは、
上昇相場の頂点となって反転して下落してくる価格帯で、「売り」が集中しやすいポイントとなります。
「買い」で入っている投資家も、抵抗圧力が強く押し下がってくるだろうという思惑をもって利益確定し安いポイントなので、 反転して下落する可能性が高くなります。
市場環境が非常に良く、ポジティブなサプライズなどがあれば、上に突き抜けて高値更新し、 上昇相場の始まり となったりします。
三角保ち合い
価格が長期に渡ってレンジ相場の場合 に有効なラインが三角保ち合い線と呼ばれています。
三角保ち合い線とは…
トライアングルともいい、価格が上下しつつもその変動幅が徐々に小さくなり、収束した時に大きく上下に大きく変動する相場となる。その線を突き抜けた方向にポジションをとることで、大きく利益をだすことができます。
三角保ち合い線は、そのような レンジ相場からの大きなトレンドをうまくつかむための良い指標 となります。
オシレータ系テクニカル分析
次に説明するツールがオシレータ系のテクニカルツールとなります。
逆張りのトレードをする際に用いられる必須ツールとなりますので、注意してみていきましょう!
RSIで一目で確認
RSIは 売買の度合いのレベルを視覚的に分かりやすく示してくれます 。
「買われ過ぎ」のレベルであれば、「売り」
「売られ過ぎ」のレベルであれば、「買い」というように
初めての人でも 直観的に判断できるので、とても使いやすい逆張り用のツール となります。
ボリジャーバンドをチェック
先ほどのRSIに似たオシレーター系ツールで「ボリジャーバンド」という分析指標もあります。
逆張りのトレードを好む人には、RSI同様 ボリジャーバンドもとても有効なツール となります。
ボリジャーバンドとは、過去のデータをもとに標準偏差(σ)(₌ボラティリティ・リスク度)を割り出し、 移動平均線の上下に1σ∼3σ分を加算して表した線 のこと。
この分析ツールは、
仮に価格がその上限のどちらかにタッチした場合、統計的に68%の確率で中心に戻り、上下1σの範囲内に収まることになります。
上の1σ線に当たれば、「売りシグナル」 下の1σ線に当たれば、「買いシグナル」となります。
スタキャスティックも使おう
スタキャスティックは、 %Kと%Dの二つのラインを使って「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」のレベルを教えてくれます 。
%K=(今日の終値-過去a日間の最安値)/(過去a日間の最高値-過去a日間の最安値)
分子が意味しているのは、
「現在価格が過去a日間の最安値からどれだけ変化したか」を表しています。
分母は、
「過去a日間の最大の変動幅」を意味しています。
「過去a日間の変動幅の内、今はどの価格レベルにいるのか」をパーセント表記しているものになります。
%D=(%K1+%K2+%K3…+%Kn)/n で求めることができます。
%Kの平均を表す%Dが高ければ(80%くらい)、「売り」シグナル
%Kの平均を表す%Dが低ければ(20%くらい)、「買い」シグナル
特に、 このレベルにおいてチャートが実際に反転し始めていれば、有効なシグナル と言われています。
強いトレンド時は、RSIやスタキャスティックの 指標線が天井や底に張り付くように引かれてしまう ことがあり、指標として有効に使えない場合があります。
トレンド系テクニカル分析手法
トレンド系テクニカル分析は、トレンドの方向を知るために用いられます。
順張り、逆張りのトレード両方に使うことができる 、最も一般的な分析ツールの種類です。
日足や週足チャートでトレンドツールを使うと、中長期的な相場の地合いを知ることができるので、知っておけばトレードに自信をもって取り組めると思います。
まずは移動平均線
移動平均線とは、 過去数日間の平均価格を線として表したもの です。
5~20日は短期平均線
20~100日は中期平均線
100~200日は一般的に長期平均線として用いられています。
短期移動平均線が長期移動平均線をクロス(交差)して上回る場合、
逆に下回る場合は、 短期的に価格が長期平均価格を下回ることを示唆しており、その場合「売り」が望ましい です。
MACD – SMAとEMAを組み合わせた指標
MACDは、 短期移動平均線と中長期移動平均線の推移をもとにした「MACDライン」と「シグナルライン」から、「買いシグナル」と「売りシグナル」を伝える分析指標 となります。
MACDラインは、短期EMA(指数平滑移動平均線)と中長期EMAの差を線で表したもの
シグナルラインは、SMA(単純移動平均線、普通の移動平均線のこと)です。
EMA(指数平滑移動平均線)とは、
従来の移動平均線に改良を加え、 より直近の価格に重きを置いた移動平均線なので、直近の動きに敏感に反応 してくれます。
これらを組み合わせて指標としているのがMACDです。
売買のシグナルは3種類あり、
MACDラインとシグナルラインの交差
MACDラインがシグナルラインと交差して上回れば 、「買いシグナル」
下回れば 、「売りシグナル」となります。
MACDラインとシグナルラインがゼロライン(中央ライン)を交差
ダイバージェンス
つまり、価格は下落しているのに、MACDラインがその時よりも上に位置していれば、強い上昇相場の兆候
反対に、価格は上昇しているのに、MACDラインがその時よりも下にきていれば、強い下落相場の兆候
DMIで簡単にトレンド把握
DMIは RSIの欠点を補うべく開発 されました。
RSIは「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を指標として教えてくれるツールと紹介しましたが、
このツールの欠点は、 強い上昇トレンドや下降トレンドの時も逆張りの売買のタイミングとして検知 してしまうことです。
そのため、強い上昇トレンドの時は、「売り」シグナルではなく、「上昇トレンド」と、
強い下降トレンドの時は、しっかりと「下降トレンドだよ」と教えて欲しいですよね。
DMIは、そのような 順張りのトレードに向いた分析ツール となります。
上昇トレンドの時は、前日の高値を当日の高値が更新したり
下降トレンドの時は、前日の安値を当日の安値が更新することが多いので、
相場の強弱を教えてくれる分析ツールです。
おすすめのテクニカル分析
ここでは、おすすめなテクニカル分析ツールについてまとめていきたいと思います。
初めての人におすすめなテクニカルツール
初めての方には、シンプルなツールとして紹介した、移動平均線やライン、RSIなどがおすすめです。
移動平均線の基本的な読み取り方は先ほど説明したようにすればよいのでそこまで難しくありません。
ラインも、レジスタンスライン、サポートラインを引くのはとても簡単ですし、 レンジ相場が続いたら 、
とりあえず天井と底を覆うような三角保ち合い線を引いてみてください!
ラインは自分で指標となるものを作らないといけない分、難しいと感じられる人もいるかもしれませんが、実際はとても簡単に線を引くことができます。
またRSIは、読み取り方がとてもシンプルなので、 逆張りのトレードのタイミングだと思う時にすぐに使えるようなツール だと思います。
中級者レベルのテクニカルツール
次に中級者におすすめなツールですが、 順張りトレードにはMACD 、 逆張りトレードはボリジャーバンドやスタキャスティック などではないでしょうか。
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